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アンドパッド:中央グループと協業、工事検査のマニュアル化を実現

Nov 16, 2025  Hanh Nguyen  9 views

 建築事業者向け施工・業務管理システムの運営を行うアンドパッド(稲田武夫社長)は11月20日、設計サポート業務や施工建築物点検・調査報告書作成などを手掛ける中央グループ(木村利明社長)と協業し、ビルダー向けにマニュアルに沿った形で住宅施工の品質検査が実施できる体制を構築するとした。

 アンドパッドによると、住宅業界の現状として住宅会社が自社で施工マニュアルを持たず、自主検査や検査の内容確認といった社内検査体制が確立出来ていないケースが多く生じているという。その結果、工事品質が担保できず、施工トラブルやクレーム対応が必要になっており、今回の協業はそれら解決に向けたものとなっている。同協業により、中央グループがビルダー各社に作成・提供を行う個別の自主検査マニュアルやチェックリストをアンドパッドが提供する検査工程管理アプリ『ANDPAD検査』に登録することが可能となった。また、登録された検査内容はアプリを通じて中央グループが自主検査マニュアル通りに施工されているか、データのチェックを行いフィードバックする。この取り組みは同アプリを採用している全ての建築事業者に適用されるが、個別マニュアルは別途中央グループと契約する必要があるため、費用は同アプリの使用料に中央グループが提供するマニュアルサービスの費用が加算される形だとする。なお、費用については非公開とした。

 アンドパッドは中央グループと協業した理由について、「品質検査におけるノウハウを持っており、またマニュアルを提供するだけでなく、住宅会社に従事する従業員の教育・実施状況の確認など、支援体制を保持する企業のため、協業することで業界課題の解決につながると考えた」と述べた。その上で、同社の渡邊泰右執行役員は「日本の住宅において、どの会社も一定水準以上のレベルで品質検査が実施され、住宅会社様の建物品質、ひいては企業価値を向上することを期待する。設定したルールが適切に施行されることが重要で、検査実施を徹底、マニュアル順守が徹底されるようプロダクト開発、サポートの強化をしていく」とコメントを寄せた。

〔参照〕
アンドパッド:中央グループと協業


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