東京ガス（笹山晋一社長）で生活者の調査や分析等を行う都市生活研究所は11月8日、毎月の光熱費の把握状況や、デマンドレスポンス・断熱リフォームの認知度や実施状況などに関する調査レポートを公開した。同調査は3年ごとに発行しているもの。今回の調査では下表の通り、毎月の光熱費を把握している割合は毎回増加傾向にあり、08年比14.3%増の81.6％であることが分かったとする。



　続いて、「デマンドレスポンス」という単語の認知度では「知っている」と回答した人が18.1%だったものの、参加したことがあるかどうかの設問では「参加したことがある」の回答が19.8%で、言葉を知らないまま参加した人がいることが分かったとする。







　最後に、断熱リフォームの認知度では自宅で実施したことがある人が8.3%、実施したことはないが内容を知っている人が39.4％となり約半数が断熱リフォームを知っているという結果になった。断熱リフォームの実施者100人を対象に、解決および軽減できたことを問うと、冬の寒さが最も多く（43%）、次いで結露（42%）、夏の暑さ（41%）の順に多かった。