アキレス(日景一郎社長)は11月1日、既存の外壁を残して施工することで住みながら断熱改修と耐震補強が可能になる木造住宅向け上張り断熱改修工法の展開を開始した。同工法は2015年に研究が開始され、これまで30棟以上の施工実績が重ねられてきた経緯がある。壁を解体・撤去するスケルトン改修と比較した場合、工期を2~3割短縮できる上、温熱環境改善により暖房費が3~4割削減できるなどの効果が得られているという。
今回の『ソトダンプラス』は同社製硬質ウレタンフォーム断熱材『キューワンボード』を既存木造住宅の外壁に上張りし、構造用合板による補強を行って断熱改修と耐震補強を併せて実施できるもの。壁内への空気侵入を防ぐ気流止めにより充填済み断熱材を活かし、上張りした断熱材と併せて住宅の断熱性および気密性の向上を図る。解体不要であることから、断熱および耐震性能向上に加え、建築廃材が抑えられることでアスベスト対策や産廃ごみの減少にも寄与するとしている。同社広報部マテリアル販促宣伝課の辰巳俊弥課長補佐は同工法について「改修の新たな選択肢として位置づけ、コスト面等を理由に踏み切れない顧客等に提案することで、ストック住宅の性能向上に貢献したい」と話した。
〔参照〕
▷アキレス:住んだまま、断熱改修と耐震補強ができる 木造住宅外壁向け新リフォーム工法 『ソトダンプラス』
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